経営者の教科書

Original Title :HBR'S 10 MUST READS For CEOs

マネジメント企業戦略・戦略論リーダーシップコミュニケーション・心理学
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著者紹介

概要

社員との対話の円滑化、効果的な組織変革、戦略の実行法…。『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌の掲載論文の中から、「CEOが知っておくべきこと」として厳選した論考を紹介。社長はじめ経営層が抱く、典型的な悩みに幅広く応える内容となっている。経営陣はもちろん、リーダーを目指す全ての人にとり、一読に値する書である。

要約

会話力が俊敏な組織をつくる

ハーバード・ビジネス・スクール

ボリス・グロイスバーグ教授 他

 近年、“指揮統制型”の経営は後退している。指示を出すだけのトップダウン型リーダーシップは、グローバル化や価値創出の仕方、顧客関係の変化に伴い、その実効性が急速に失われている。

 では、この型に取って代わるのは何か?

 筆者らは、国内外の様々な経営者にインタビューを行った。そして、この調査を基にリーダーシップのモデルを作成、「組織内会話」と名づけた。

 昨今の賢明なリーダーは、上から指示を与えるよりも、個人同士の普通の会話に近いやり方で社員と接していた。しかも、会話志向を社内の隅々にまで浸透させるような活動を取り入れていた。

 その最大の利点は、大企業が小企業のように動けることだ。リーダーが社員と話し合うことで、業務の柔軟性や社員の強い熱意、戦略面での一致団結を、ある程度は維持回復できるようになる。

 このモデルは、次の4つの要素から成る。そして、4要素が絡み合いながら、統合された1つのプロセスを形成している。

①親密性:親しい関係をつくる

 組織内会話では、トップダウン型の情報伝達からボトムアップ型の意見交換に重点が移る。命令する・される関係が薄れ、質疑応答のようになる。

 従って、組織内会話では、リーダーと社員を隔てている距離を縮める必要がある。そのため、リーダーは聞き上手になり、社員と本音で語り合う術も身につけなければならない。

②双方向性:対話を促進する

 組織内会話では、リーダーは社員と語り合うのであって、一方的に話しかけるものではない。この双方向性により、活発な会話が生まれる。

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