著者は1981年、台北市生まれ。IQ180。新型コロナを早々に封じ込めた台湾で、デジタル担当の閣僚として、感染防止の中心的役割を担った。そんな“テクノロジー界の異才”の、世界初の自著だ。コロナ対策成功の秘密から、デジタル・AIが開く新たな社会像まで。トランスジェンダーである自身の生い立ちも交え、大いに語る。
受賞に寄せて
この度は大変名誉ある賞をいただき、日本のみなさまに心から御礼を申し上げます。
本書の中で書かれているように、デジタルテクノロジーは時間と空間の制限を超えて、離れた人々を結びつけ、共通の価値を創造するためのものです。したがって、デジタル社会では、いかなる人も置き去りにしてはなりません。このような私の考え方を多くの方々に共感していただけたことは大きな喜びです。
より良き社会を作り上げるために、今後もみなさまと議論を続けさせていただければ幸いです。オードリー・タン
著者紹介
Audrey Tang/唐鳳
台湾デジタル担当政務委員(閣僚)。1981年生まれ。2014年、米アップルでデジタル顧問に就任。2016年、蔡英文政権において35歳の史上最年少で行政院(内閣)に入閣。2020年新型コロナウイルス禍においてマスク在庫管理システムを構築、感染拡大防止に大きな貢献を果たす。
読者のコメント
- デジタル社会と、どうしてもピンと来ないLGBTQ社会を理解しようとして読んだ。青銀共創をめぐる一連のエピソードに、誰も置いていかない、という思いを感じた。(60代・男性)
- 「青銀共創」という言葉に感化されました。もう若い人に任せようと最近は考えていましたが、まだまだがんばらなければと思いを新たにしました。(50代・男性)
- いち早く新型コロナを封じ込めた台湾の取り組みを知り、日本国内の状況を悲しく思った。(40代・男性)
- 彼女の語る言葉は、ものすごくわかりやすく、納得がいきやすい。彼女の取った政策は、彼女の人生に基づいているのだと思った。(40代・男性)
- コロナの対応も見事です。しかし、AIの未来はどうなるのか、高齢者にとって安心できるものなのか。愛情に満ちた本です。(男性)
- イノベーションとは、より弱い存在の人たちに優先して提供されるべきものであり、それこそが誰も置き去りにしない、には感銘を受けました。(60代・男性)
睡眠研究に携わる科学者たちは、口を揃えて言う。「絶対寝た方がいい」と。彼らがそう唱える理由を、睡眠学の最新の知見をもとに明らかにした。体内時計の形成、認知症予防、免疫システムに与える影響など、睡眠について今わかっている事実の数々が集約されている。質の良い眠りがいかに大切か、改めて気づかせてくれる1冊。
読者のコメント
- 眠れない日が時々あったから手に取った。睡眠不足がどんなに恐ろしいか理解できたので有用だったが、気になってますます眠れない。(60代・男性)
- 眠りのメカニズムを明らかにして、絶対に寝た方がいいのは分かっていたが、その理由を理解することが出来た。(60代・女性)
- 睡眠がいかに大切かを学べた。これを読んで以降睡眠時間確保を優先するようになった。(40代・男性)
アイデアは、自分の中の「妄想」から生まれる! 数々の画期的な発明を世に送り出した研究者が、妄想によって新しいアイデアを生み出す方法を解説する。「やりたいことを1行で言い切る」「既知の事柄をかけ算する」…。経験を踏まえつつ紹介される発想法やそのコツは、研究職のみならずビジネスパーソンにも参考になるはずだ。
読者のコメント
- 安宅和人さんの本ともつながっていて、妄想をいかに実現させるかを考えさせられました。大学生の娘にもすすめました。(50代・男性)
- 何か新しい発想というものは、インプットされた情報と知恵を背景に、目標に対する行動とは関係のない妄想の繰り返しの中で突然起こることがある。その時、無意識の中で頭がどのように働いているか、どう働かせるのがいいかのヒントを与えてくれる。(男性)
アメリカの社会や政治は、「宗教」を抜きに語れない。中でも大きな影響力を持つのが、聖書を絶対視し、中絶に反対し、進化論を否定するキリスト教の「福音派」だ。政治的には、トランプ前大統領誕生のカギとなった。この教派はいかに発展し、いつから政治化したのか。歴史を遡り、地理的な条件を考察し、実態を明らかにする。
読者のコメント
- なぜ「ゴッドセイブもしくはブレス」…ゴッドがアメリカにとってとても大切な意味をもつということを再認識させる一冊。ごく基本的な内容であるが、ここからアメリカを新たに知るきっかけになれば(60代・男性)
- トランプ前大統領を産んだアメリカの姿をわからせてくれた。(40代・男性)
コロナショックが、経営を進化させる! コロナ禍による経済危機は、バブル崩壊に次ぐ深刻さだという。しかし、物事には陰陽両面がある。本書は、今回の世界的危機が与える影響を“プラス思考”で考察、ポストコロナ時代の企業のあるべき姿を示す。日本企業研究の第一人者が送る、日本企業へのエールとなる1冊である。
読者のコメント
- コロナ禍をバネにする考え方に賛同。また、テレワークによる振返り、コロナをプラス効果で捉える視点が参考になった。(60代・男性)
- コロナ禍で先行きの見えない不安の中、希望的な視点を思い出させる一冊。(20代・男性)
190カ国に、1億6000万人以上の会員を擁するネットフリックス。今やエンタテインメント業界の大御所だが、20年前、創業時は小さなベンチャー企業だった。なぜ、これほどまでに成長できたのか? それを可能にした“普通じゃない”経営手法 ――「脱ルール」のカルチャーを、世界一「自由」な会社の創業者が初めて明かす。
読者のコメント
- 今こんなにも流行っているNETFLIXの、最高な会社の作り方がとても面白かった。(20代・男性)
- 難しいことに挑戦している事が大変良く理解できた。(50代・男性)
AIが正解を与えてくれる ―― 。就職や結婚をはじめ、意思決定をAIに任せる若者が増えている。社会が複雑になった今日、自分で考えるよりも確かで、失敗のリスクを減らせるからだ。今後も意思決定の外部化は進むだろう。では、その行き着く先は? 急速に進む社会のAI化について述べ、「考えを手放すこと」について考察する。
読者のコメント
- AIに全て委ね「考える」という人間のコアコンピタンスを手放すという点において、今までの人間の外部化の歴史とは位相が異なる点が興味深かった。(男性)
- 自分で考えなくなる理由や思考停止の背景を、進みつつあるAI社会に照らし合わせて明らかにしている。(男性)
優れた経営者は、運が強い。では、強運は一部の人だけのものなのか。答えは、否。著者いわく、「運の強さ」 ―― 逆境を追い風に変え、組織に強運を呼び込む力は、誰もが意識的な努力で身につけることができる。その修得法を、7つの「心得」にまとめた。コロナ危機に苦しむリーダーにとって、示唆に富む1冊といえよう。
読者のコメント
- リーダーに限らず、人生100年時代を生きるにあたって、貴重な示唆を与えてくれる。(男性)
- 自分が将来上に立った時のために、今から読むべき本と思った。(30代・男性)
- 先の見えない時代にリーダーの心の持ち方として参考になった。(40代・男性)