“1冊の本”との出合いが、ビジネスを、人生を、変える ―― 。
この信念のもと、1987年6月に、小誌『TOPPOINT』は誕生しました。
それ以降、私どもは日々発刊される数多くの書籍の中から
「一読の価値ある書」を選り抜き、読者の皆さまに紹介し続けてきました。
それから早や35年。おかげさまで、2022年11月号をもって通巻500号を発刊する運びとなりました。
読者の皆さまに心より感謝申し上げます。

創刊から500号の発刊に至るまで、思い起こせば、様々な出来事が国内外で起こりました。
日本では、消費税の導入、バブル経済の崩壊、阪神・淡路大震災や東日本大震災の発生。
世界に目を向ければ、東西冷戦の終結、アメリカ同時多発テロ、リーマン・ショック、
新型コロナウイルスのパンデミック、ロシアのウクライナ侵攻…。
『TOPPOINT』では、書籍のラインナップはビジネス書を中心としつつも、
こうしたその時代時代の重大事件や社会の激変に関する書籍も数多く紹介してきました。
社会を取り巻く状況は、今も時々刻々変化し続けています。
これからも引き続き、そうした変化を分析する書籍も含め、
幅広い観点から「一読の価値ある書」の紹介に徹してまいりたいと思います。

『TOPPOINT』編集長

橋本 忠明