ひとりのメールが職場を変える

職場の空気に温かさが欠けている。一緒に仕事をしている仲間の心が離れ離れになっている…。こうした職場の問題を、週に一度のメッセージ交換によって解消する、「ウィークリー・メッセージ」という方法を紹介。自らの職場に導入し、9年にわたって実践してきた田坂広志氏が、この方法の効用を明らかにする。

著 者:田坂広志 出版社:東洋経済新報社 発行日:1999年9月

ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則

時の試練を乗り越えてきた、真に卓越した企業を、著者は「ビジョナリー・カンパニー」と命名する。そうした企業の中から3M、ウォルマート、ウォルト・ディズニーなど18社を選び、競合企業とどこに違いがあるのかを分析した。企業が永続する上で最も大切なもの。それは、カリスマ的な指導者や優れた製品アイデアなどではなく、「基本理念」であることが、徹底的な調査を基に解き明かされる。

著 者:ジェームズ・C・コリンズ、ジェリー・I・ポラス 出版社:日経BP社 発行日:1995年9月

明日を支配するもの

「21世紀のマネジメント革命」が副題。「これから起こる変化は、19世紀半ばの第2次産業革命や、大恐慌や、第2次大戦後の構造変化よりも急激である」という著者が、21世紀のマネジメントを見通す。破局的な少子化等、今後の経営で前提とすべき変化を挙げ、具体的になすべきことを提示。これからは労働者が自らをマネジメントする必要があると説く。

著 者:P・F・ドラッカー 出版社:ダイヤモンド社 発行日:1999年3月

意思決定12の心得

社会や市場が激変する今の時代、マネジャーの意思決定は、企業の将来を大きく左右する。だが、意思決定の大半は「正解」がなく難しいものであるため、つい意思決定を躊躇してしまうことも少なくない。本書では、多くのマネジャーを悩ますこの問題について、田坂広志氏が考察。意思決定に求められる能力と、その能力を身につけるための心得を、様々なエピソードを交えつつ語る。

著 者:田坂広志 出版社:生産性出版 発行日:1999年2月

稲盛和夫の実学

ビジネス環境が激変する今日、経営者に求められるのは、自社の経営の実態を正しく把握した上で、的確な判断を下すこと。そのためには、会計に精通していることが不可欠だが、これほど重要な会計が日本では軽視されている――。このように述べる稲盛和夫氏が、自らの経営哲学、そしてそれをベースにつくり上げた会計学の原則をわかりやすく解説する。

著 者:稲盛和夫 出版社:日本経済新聞社 発行日:1998年10月

「暗黙知」の経営

我々は、語ることができるより、多くのことを知ることができる――。かつて科学哲学者マイケル・ポランニーがこのように表現した「暗黙知」。本書では、田坂広志氏がマネジメントにおける暗黙知の世界について考察。企業における様々な問題が、暗黙知の欠如によって生じていることを示しつつ、直観や洞察力、大局観といった暗黙知の世界に迫る。

著 者:田坂広志 出版社:徳間書店 発行日:1998年9月

人生を変える80対20の法則

「成果の80%は、20%の時間で得られる」。イタリアの経済学者、ヴィルフレード・パレートが発見した基本原理から導き出された「80対20の法則」は、最小限の努力で、最大限の効果が上げられる、とする法則である。これは、ビジネスはもちろん、人間関係、投資、家庭など、様々な面で応用可能だ。本書では、成功と幸福をつかむ上で、この法則をどう活かせばよいか、その具体的な方法を伝授する。

著 者:リチャード・コッチ 出版社:阪急コミュニケーションズ 発行日:1998年6月

真実の瞬間

「真実の瞬間」とは、現場の従業員が顧客と接する最初の15秒のこと。このわずかな時間の接客態度が、企業の成功を左右する ―― 。1980年代、短期間でスカンジナビア航空の再建を果たした著者ヤン・カールソンはこのように指摘する。本書では、彼がこの15秒で顧客に大満足してもらうために行った、すなわち、顧客本位の企業となるために行った、大胆な改革の数々を振り返る。

著 者:ヤン・カールソン 出版社:ダイヤモンド社 発行日:1990年3月

創発型ミドルの時代

今後、企業は「複雑系」としての性質を強めていくことを予見し、そうした時代の新しいマネジメントを論じた『複雑系の経営』。その著者・田坂広志氏が、中間管理職に向けて発想の転換を問う1冊。企業が複雑系としての性質を強めていくと、「創発」や「自己組織化」というプロセスが重要になる。このプロセスを重視したマネジメント・スタイルへの転換を説く。

著 者:田坂広志 出版社:日本経済新聞社 発行日:1997年7月

複雑系の経営

今、「知」の最先端のキーワードとなっている「複雑系」。これについて、理論的な解説書としてではなく、実践的な経営書として記した1冊である。複雑系については、自然科学の視点から論じたものが多いが、実は経済や経営の分野に与える影響は広く、深い。そのことを明らかにするとともに、ビジネスにおいて複雑系はどう役立つかを、経営者の視点から論じる。

著 者:田坂広志 出版社:東洋経済新報社 発行日:1997年2月

打たれ強く生きる

『落日燃ゆ』をはじめ、多くの伝記小説・経済小説を著した城山三郎氏。その氏のエッセイ集である。劇団四季の浅利慶太氏、作家の渡辺淳一氏、本田宗一郎氏…。様々な著名人、経営者、歴史上の人物のエピソードを引きつつ、「打たれ強く生きる」にはいかに考え、行動すべきかが語られる。ビジネスパーソンにとり、味わい深く、そして示唆に富む1冊である。

著 者:城山三郎 出版社:新潮社(新潮文庫) 発行日:1989年5月

[新装版]指導者の条件

指導者のあるべき姿とは、いかなるものか。松下幸之助氏が古今東西の優れた指導者の事例を挙げて、そこから指導者に必要なものの考え方、姿勢、行動などを導き出した、リーダーシップに関する古典的名著である。全部で102のテーマについて、それぞれ見開き2ページの形でわかりやすく解説されており、1975年の初版発行以来、永く読み継がれている。

著 者:松下幸之助 出版社:PHP研究所 発行日:2006年2月

自助論

「天は自ら助くる者を助く」。この名言で始まる『自助論』(原題『Self-Help』)は1858年、英国で出版された。その後、日本では1871年に『西国立志編』と題して出版され、多くの人の共感を呼んだ。本書は、この不朽の名著の現代語訳版。自分を成長させ、豊かな人生を生きる上で大切にすべきことが、古今東西の偉人の言葉などとともに、わかりやすく示される。

著 者:サミュエル・スマイルズ 出版社:三笠書房 発行日:2003年3月

幸福論

スイスの哲学者、法学者、カール・ヒルティによる幸福論。原著は3巻から成り、第1巻は1891年に出版された。これが非常な好評を博して、第2巻以下が世に出るに至ったという。彼が熱心に読み、感化された書物が「聖書」ということもあって、本書では、キリスト教的信仰に立った幸福論が説かれる。豊かな見識と不動の信念に基づく、人生論の古典である。

著 者:カール・ヒルティ 出版社:岩波書店(岩波文庫) 発行日:1935年5月

凡事徹底

鍵山秀三郎氏は、1961年にローヤル(現・イエローハット)を創業、自転車での行商から始めて、同社を大きく成長させた。その氏が創業以来続けてきたのが、会社やその周辺の「掃除」である。掃除のような平凡なことをおろそかにせず、徹底して行うこと、すなわち「凡事徹底」こそが、非凡な力を生む ―― こう語る氏が、自らの人生哲学を披露する。

著 者:鍵山秀三郎 出版社:致知出版社 発行日:1994年11月