2008年5月号掲載

イノベーション思考法

インターネットの普及によってあらゆる情報が世界中を飛び交い、人やモノの交流がどんどん進んでいる。そんなグローバルな世界で真に重要になるのは、画期的なアイデアや技術を生み出し、社会を変えるような「イノベーション」である。本書は、それを起こす上で何が必要かを説くもの。新しい価値を生むためには頭をどう使えばよいか、多くの示唆を与えてくれる。

著 者:黒川 清 出版社:PHP研究所(PHP新書) 発行日:2008年3月

2008年4月号掲載

脳と創造性

コンピュータの時代だからこそ、我々人間には機械にはない創造性が求められている。その創造性を、「脳科学」という切り口から解説したのが本書だ。創造性は特別なものではなく、誰もが普段から発揮しているとの考え方を出発点に、人間の創造性の起源や、創造力が発揮される仕組みを明らかにする。アイデア発想法などのハウツウ書を読む前に読んでおきたい1冊。

著 者:茂木健一郎 出版社:PHP研究所 発行日:2005年4月

2008年3月号掲載

驚異の超大国 インドの真実

「BRICs」の1国として注目されているインドだが、その実態はわが国ではあまり知られていない。本書では、そのインドの最新事情や今後のビジネスの可能性について、日本生まれのインド人である著者がわかりやすく解説する。インド人の気質や、日印両国の意外な接点についても触れられており、インドでのビジネスに活用できる知識が満載の1冊である。

著 者:キラン・S・セティ 出版社:PHP研究所 発行日:2008年1月

2008年3月号掲載

大人の投資入門

「現在50歳前後以下の世代は、公的年金だけでは豊かな老後を送れない」と言う著者が、“私的年金づくり”の方法、すなわちセカンド・ライフのための資産運用法を説く。その運用の成功のカギは、長期的な視点に立つこと。このスタンスの下、本書で紹介されるいくつかのリテラシーを身につければ、普通の市民でも、プロよりも高い運用成績を収められるという。

著 者:北村 慶 出版社:PHP研究所 発行日:2008年1月

2007年12月号掲載

「温暖化」がカネになる

深刻化の一途をたどる地球温暖化問題。だが、地球環境を守ろうという掛け声だけでは、人々はなかなか動かない。そんな中、金儲けという人間の欲望を利用して地球環境を守ろうとする動きが、世界中で活発化している。本書では、温室効果ガスの「排出権」取引の実態やそのプレーヤーを明かしながら、「市場原理導入による地球環境保全」の動きを解き明かす。

著 者:北村 慶 出版社:PHP研究所 発行日:2007年9月

2007年10月号掲載

なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか

部下を持つということは、部下の人生を預かるということ。そうした重責を伴う、マネジメントという道を、マネジャーはなぜ歩み続けるのか。それは、1人の人間として成長できるからだ。そして、マネジャーと部下とが深い関わりの中で、ともに成長しようと支え合った時、「最高のアート」が完成する ―― 。著者の豊富な経験に基づく、“田坂流マネジメント論”。

著 者:田坂広志 出版社:PHP研究所 発行日:2007年8月

2007年9月号掲載

上杉鷹山の経営学

深刻な財政危機に陥っていた米沢藩を、斬新な藩政改革により見事に立て直した上杉鷹山。その手腕は、故ジョン・F・ケネディが「尊敬する日本人」として名を挙げたほど卓越していた。本書では、希望を失い沈みきっていた領民と藩士の意識を変え、変革へと導いた鷹山の改革手法を明らかにするとともに、「危機を乗り切るリーダーの条件」を探る。

著 者:童門冬二 出版社:PHP研究所(PHP文庫) 発行日:1990年8月

2007年8月号掲載

中村天風・安岡正篤に学ぶ成功の法則

実践哲学で知られる中村天風氏と、歴代首相の陰の指南役として知られる安岡正篤氏。この卓越した見識を持つ2人の先達の教えを紐解きつつ、「普遍的成功への道」を説いた1冊。両氏の教えに加え、本田宗一郎氏をはじめとする名経営者たちの具体的なエピソードも交えながら、本当の幸福、そして成功のためには何が必要なのかを考察する。

著 者:下村 澄 出版社:PHP研究所 発行日:2007年5月

2007年7月号掲載

ビジネスの“常識”を疑え!

「合理的な戦略があれば競争に勝てる」「よい商品なら売れる」「スピードが何より大切」…。いずれも、“ビジネスの常識”とされていることだ。だが、果たして本当にそうなのか。そもそもビジネスにおいて、常識など成り立つのだろうか。『現場力を鍛える』『見える化』『ねばちっこい経営』の著者・遠藤功氏が、豊富な実例をもとに60のビジネス常識を覆す。

著 者:遠藤 功  出版社:PHP研究所(PHPビジネス新書) 発行日:2007年5月

2007年6月号掲載

勝者の思考

経済ジャーナリストの財部誠一氏は、大企業からベンチャー企業に至るまで、様々な経営者にインタビューする機会を持つ。そんな著者が、企業再生や市場開拓など、過酷なビジネスの現場で、経営者がどう判断を下すのか、その「思考」のあり方にスポットを当てた。ここで紹介される、優れた経営者ならではの思考は、全てのビジネスマンの参考になるだろう。

著 者:財部誠一 出版社:PHP研究所 発行日:2007年4月

2007年5月号掲載

〈スピリチュアル〉はなぜ流行るのか

今、スピリチュアル・ヒーリングやスピリチュアル・ケアなど、“スピリチュアル”が流行っている。これは、宗教の枠に収まりきらない宗教的なるものと言え、最近、日本の社会で、重要な役割を担いつつある。本書では、ヒット曲やベストセラー、ブログなど身近な社会現象を素材に、スピリチュアルとは何かを紹介し、我々はそれとどう向き合うべきかを考える。

著 者:磯村健太郎 出版社:PHP研究所(PHP新書) 発行日:2007年3月

2007年5月号掲載

感動する脳

気鋭の科学者が、最新の研究成果を元に、脳と心の関係について、わかりやすく解説する。「意欲が脳を活性化させる」「感動が脳を進化させる」「何歳になっても脳は成長する」など、従来は精神論で済まされていた事柄にも、実は科学的根拠があったことに驚かされる。前向きな気持ちや感動する心の大切さを、改めて脳科学の見地から教えてくれる1冊。

著 者:茂木健一郎 出版社:PHP研究所 発行日:2007年4月

2007年3月号掲載

ウェブ新時代の「口コミ」戦略

サブタイトルは、「ナンバー1になるためのビジネススタイル」。つまり、インターネット上の「口コミ」を味方につけて業界ナンバー1になる ―― その成否が、これからの企業の明暗を分けるという。口コミの正体から、口コミを最大限に活かしたビジネスモデル、そして新時代の経営スタイルと社員のあり方まで、その全体像をわかりやすく紹介する。

著 者:小池晋一 出版社:PHP研究所(PHP新書) 発行日:2007年1月

2007年2月号掲載

これから何が起こるのか

「ウェブ2.0革命」が、経済や社会、ビジネス、さらには資本主義そのものを大きく変える ―― 。時代のキーワードの1つ、ウェブ2.0革命が真に意味するもの、そして、それによって何がどう変わるのか、予想される様々な変化を語り下ろす。1995年に始まったインターネット革命以降、この10年ほどの間に何が起こり、またこれから何が起こるのかがよくわかる。

著 者:田坂広志 出版社:PHP研究所 発行日:2006年12月

2007年2月号掲載

超「高収益」会社の秘密

景気の良し悪しに関係なく、必ず存在する高収益企業。どうすれば、そんな高収益企業になれるのか? 本書は、メーカー、小売業、サービス業など様々な業種・業態の中から8社を選び、分析する。この8社は、高収益の要因が独自のノウハウ・経営手法であり、かつ、それが他社にも活用可能、という視点で選ばれている。そのため、実践的な内容で、示唆に富んでいる。

著 者:石尾和哉 出版社:PHP研究所 発行日:2006年12月

2006年12月号掲載

歪曲報道

サブタイトルは、「巨大メディアの『騙しの手口』」――。帯には、「あなたは、まだ彼らを信じられますか?」という刺激的なコピーが踊る。大新聞や大テレビ局の報道を、鵜呑みにしてはいけない、というのだ。自ら新聞記者として海外駐在経験も持つ著者が、実際の記事を引用しながら、具体的に問題点を指摘し、日本のジャーナリズムの大いなる欠陥に迫る。

著 者:高山正之 出版社:PHP研究所 発行日:2006年10月

2006年11月号掲載

数年後に起きていること

サブタイトルはズバリ、“日本の「反撃力」が世界を変える”。「統計に出てくるようではもう遅いし、大切なことほど統計には表れない」と喝破する著者が、鋭い先読みと斬新な視点で“自信を回復した”日本の今後を予測する。例えば、日本は経済的には独走し、ニートやフリーターと呼ばれている若者たちこそが日本の未来産業を担うことになる、という。

著 者:日下公人 出版社:PHP研究所 発行日:2006年9月

2006年10月号掲載

社員が進んで働くしくみ

著者が経営する希望社は、実にユニークな建設会社だ。例えば、本社ビルに「談合しない。」という垂れ幕を掲げ、業界の談合体質に本気で立ち向かっている。極めつけは、「会社と社員がともに幸せになる」という、夢のような労使関係を目指し、導入した独特の人事・賃金制度。これら様々な“実験”は実に刺激的で、企業のあり方について改めて深く考えさせられる。

著 者:桑原耕司 出版社:PHP研究所 発行日:2006年8月

2006年10月号掲載

パブリックスの「奇跡」

従業員が、自分の仕事や組織に愛情を持ち続ける ―― 。これは、企業にとって最も難しい課題の1つであり、それに成功することは奇跡にも思える。だが、そんな奇跡の企業がある。本書で紹介される米国のスーパーマーケット、パブリックスだ。同社が従業員をはじめ顧客、地域など、関係者全てに愛され続けるのはなぜか、その秘密を現地取材をもとに解明する。

著 者:太田美和子 出版社:PHP研究所 発行日:2006年8月

2006年8月号掲載

「中興の祖」の研究

ビジネスの世界だけでなく、政治の世界でも行政でも、「改革」が求められている。だが、一部の例外を除けば、お世辞にも改革がうまくいっているとは言い難い。なぜなのか? 改革を成し遂げるには、何が必要なのか? その答え、すなわち「組織をよみがえらせるリーダーの条件」を、「中興の祖」と呼ばれる歴史上の人物の言動から学ぼうというのが本書である。

著 者:童門冬二 出版社:PHP研究所 発行日:2006年6月