最新号 未来探究2050

2021年6月号掲載

未来探究2050

2050年。今から30年先の世界は、どんな姿をしているのか? 知識の世紀ともいわれる21世紀、その問いに答えるには、「知の未来」を知る必要がある。脳神経科学、ロボット研究、リスク研究、精神保健・人権政策…。文系理系、東京大学の多彩な知性が、それぞれの研究分野の将来像を展望。未来社会を読み解くヒントを示す。

著 者:東京大学未来ビジョン研究センター(編) 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2021年3月
最新号 職場の「感情」論

2021年6月号掲載

職場の「感情」論

コロナ禍に伴いリモートワークが広がっている。リモートワークには、メリットもあるがデメリットもある。相手の気持ちがわかりにくく、信頼関係が壊れやすいのだ。こうした「感情」の問題は従来から職場にあったが、リモートワークで明確になった。職場の良し悪しを左右するこの感情について、各種の研究成果を交え説く。

著 者:相原孝夫 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2021年3月

2021年5月号掲載

日本化におびえる世界

経済、財政が悪化。金融政策で打つ手は限られる…。1990年代以降、日本は長期停滞に苦しんでいる。そして今、新型コロナの感染拡大で、海外も同じような局面を迎えた。本書は、コロナ対策の景気刺激策による財政悪化など、世界が直面する「日本化」の正体を明らかにするとともに、いまだ脱却できない日本の実態を解説する。

著 者:太田康夫 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2021年2月

2021年5月号掲載

思考からの逃走

AIが正解を与えてくれる ―― 。就職や結婚をはじめ、意思決定をAIに任せる若者が増えている。社会が複雑になった今日、自分で考えるよりも確かで、失敗のリスクを減らせるからだ。今後も意思決定の外部化は進むだろう。では、その行き着く先は? 急速に進む社会のAI化について述べ、「考えを手放すこと」について考察する。

著 者:岡嶋裕史 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2021年2月

2021年4月号掲載

パンデミック後の世界 10の教訓

今、新型コロナウイルスが猛威を振るっている。本書は、このパンデミックが今後、世界にもたらす変化を読み解く。国や企業のあり方、個人の生活、不平等の行方は? 「何らかのショックを受けた時、耐えるだけでなく、そこから学ばねばならない」と言う米国の著名コラムニストが、2021年以降を見通すためのヒントを示す。

著 者:ファリード・ザカリア 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2021年1月

2021年4月号掲載

アクティビスト

物言う株主、アクティビスト。彼らは、業績の悪い企業を懲らしめ改善を迫るヒーローか、それとも、手早く稼ぐために企業を食い物にする乗っ取り屋か ―― 。世評を二分するこの投資家の実態に、金融ジャーナリストが迫った。彼らの成り立ちから、取締役会との攻防、成功の要因、今後の課題まで、多くの実例を交え詳述する。

著 者:オーウェン・ウォーカー 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2021年1月

2021年3月号掲載

サプライウェブ

今回のコロナ禍では、サプライチェーンの脆弱性が露わになった。例えば、マスクなど、製造を中国に依存していた物品の供給が一時、滞った。また、近年、消費者の価値観が多様化し、「マスカスタマイゼーション」(変種変量生産)への転換も進んでいる。今後、サプライマネジメントはどう変わるのか、その未来の姿を描く。

著 者:小野塚征志 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年12月

2021年3月号掲載

リ・イノベーション 視点転換の経営

既存の知識や資源を従来とは違う視点で読み替え、イノベーションをやり直す。この「リ・イノベーション」という新たな価値創造の概念を論じた書だ。オープン・イノベーションやダイバーシティ経営などを、知識・資源をとらえ直すための戦略活動と位置付け、眠っている価値を引き出し、リ・イノベーションを実現する道筋を示す。

著 者:米山茂美 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年12月

2021年2月号掲載

BCGが読む経営の論点2021

コロナ禍で同時に進行する、景気後退と経済の構造変化。この変化に対応し、競争力を強化するための経営変革の道筋を提示した書だ。働き方の変化を踏まえた抜本的なコスト見直し、顧客を起点とした「アジャイル」の全社的展開…。構造変化をチャンスに転じる具体策が示され、改革の方向性を定め、実行する上で参考になる。

著 者:ボストン コンサルティング グループ(編) 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年11月

2021年2月号掲載

RAGE 怒り

本能で動き、衝動で決断を下した、異形の大統領ドナルド・トランプ。彼が舵取りをしたアメリカは今、混乱状態にある。コロナ禍、対中・対イラン問題、人種差別…。問題が次々と現れる中、大統領執務室で起こっていたこととは? 調査報道の名手が、トランプ政権の4年間を総括した。全米150万部突破のベストセラー。

著 者:ボブ・ウッドワード 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年12月

2021年2月号掲載

縮訳版 戦争論

「戦争は他の手段をもってする政治の継続」だ ―― 。こう喝破したクラウゼヴィッツの『戦争論』は、『孫子』と並び称される戦略論の名著である。ただ、その難解さゆえ、通読するのは骨が折れ、読まれざる名著の代表でもある。本書は、そんな難攻不落の書の“縮訳版”。重要な部分を抜き出し、わかりやすい日本語で紹介する。

著 者:カール・フォン・クラウゼヴィッツ 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年11月

2021年1月号掲載

NO RULES

190カ国に、1億6000万人以上の会員を擁するネットフリックス。今やエンタテインメント業界の大御所だが、20年前、創業時は小さなベンチャー企業だった。なぜ、これほどまでに成長できたのか? それを可能にした“普通じゃない”経営手法 ――「脱ルール」のカルチャーを、世界一「自由」な会社の創業者が初めて明かす。

著 者:リード・ヘイスティングス、エリン・メイヤー 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年10月

2020年12月号掲載

モビリティ・エコノミクス

増産しても利益が減る。そんな「規模の不経済性」に陥った自動車産業が生き残るカギは、ブロックチェーンにある。車が人やモノに加えデータまで運ぶようになった今日、持続可能なモビリティ社会を実現するにはこの技術が欠かせない。自動車産業の内情をよく知る著者らが最先端の事例を交え、ブロックチェーンの可能性を説く。

著 者:深尾三四郎、クリス・バリンジャー 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年10月

2020年11月号掲載

ポストコロナの資本主義

いまだ終息の気配が見えないコロナ禍。COVID–19という名の新たな感染症は、世界に何をもたらしたのか、そして何を起こすのだろう。「接触追跡システム」によるプライバシーの問題、Zoomに代表される「仮想集会プラットホーム」の普及、グローバリズムの変化…。今起きている様々な事象を踏まえ、コロナ後の世界を描く。

著 者:岩村 充 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年8月

2020年11月号掲載

MORE from LESS

経済が成長すれば、資源消費量は増える。これが大量消費時代の常識だった。しかし今、より少ない資源からより多くを得られる「脱物質化」の時代が到来しつつある。資本主義、テクノロジーの進歩、市民の自覚、反応する政府 ―― この4つの要素が引き起こす経済の脱物質化について詳述し、どんな可能性があるのかを見通す。

著 者:アンドリュー・マカフィー 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年9月

2020年10月号掲載

BCG 次の10年で勝つ経営

2020年代には、技術の進化、地政学リスクの増大、金融市場の変容など、大きな変化が企業に押し寄せる。そうした中、勝者となるには経営の進化が欠かせない。そのために知っておくべきパラダイムシフトをBCG(ボストン コンサルティング グループ)が考察、企業の「パーパス(存在意義)」に基づく変革の重要性を説く。

著 者:ボストン コンサルティング グループ(編著) 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年8月

2020年10月号掲載

The Intelligence Trap

優秀なあの人がなぜバカな判断を下すのか? この謎を解くには、知性とは何かを正しく捉え直す必要がある。高い知力があっても、それを適切に使いこなす知恵 ―― オープンマインド思考や知的謙虚さがなければ思考は偏るだけだ。科学ジャーナリストが、賢い人ほど陥りやすい知性のワナを暴き、それを避けるためのヒントを示す。

著 者:デビッド・ロブソン 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年7月

2020年9月号掲載

データでわかる 2030年 地球のすがた

世界は、今までとは違う時代に入りつつある。相次ぐ豪雨や巨大台風などの異常気象、迫りくる食料危機、新型コロナなど世界中に広がる感染症…。本書は、様々な問題を抱える地球の今、そして今後を解説したものだ。国際機関の最新データをもとに、押し寄せつつある世界的な潮流、「メガトレンド」の数々を明らかにする。

著 者:夫馬賢治 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部(日経プレミアシリーズ) 発行日:2020年7月

2020年8月号掲載

共感経営

かつて、アダム・スミスは『道徳感情論』において、「他者に対する共感」の重要性を提起した。その共感の思想が、260年を経た今、改めて世界中の経営者の注目を集めている。「資本主義の再構築」に向けての議論の中で浮かび上がってきた共感。この思想を読み解きながら、いちはやく経営に取り入れている事例を紹介する。

著 者:野中郁次郎、勝見 明 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年5月

2020年8月号掲載

NEO ECONOMY

産業革命以来、モノを効率よく大量生産することで経済は成長してきた。だが、デジタル技術の進歩で、経済の構造は大きく転換しつつある。富の源泉が、モノからデータや知識など“無形資産”に移ったのだ。この大変化、「ネオ・エコノミー」における豊かさとは? リスクとは? 最新の事例を交え、新しい経済社会の姿に迫る。

著 者:日本経済新聞社(編) 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年5月