2020年11月号掲載

タックスヘイブン

副題「グローバル経済の見えざる中心のメカニズムと実態」。言葉は耳にするものの、実態はベールに包まれた“タックスヘイブン”に斬り込んだ書だ。マネーロンダリングと関わりの深い、グローバル闇経済。その調査・研究を長年行ってきた3人の著者が、タックスヘイブンのメカニズムや世界経済への影響など、全容を解明する。

著 者:ロナン・パラン、リチャード・マーフィー、クリスチアン・シャヴァニュー 出版社:作品社 発行日:2013年9月

2020年2月号掲載

私たちが、地球に住めなくなる前に

今、世界の人口は76億人。それが、2050年には90億人になるという。食料は大丈夫か。地球温暖化の影響は。また、AI・バイオ技術などの進化は、暮らしに寄与するのか否か。未来に関する懸念の数々を、世界的な宇宙物理学者が、科学的な視点から考察。人類の明日に向けて考えるべき重要な問題が、わかりやすく示される。

著 者:マーティン・リース 出版社:作品社 発行日:2019年11月

2018年10月号掲載

新世界秩序

19世紀は英国が、20世紀は米国が世界を支配した。では、21世紀は? 経済学者・思想家のジャック・アタリ ――“ヨーロッパを代表する知性”が「21世紀の新世界秩序」を提示。彼の見立てによれば、世界は無秩序とカオスに陥る。そんな未来における切り札は“結束”だ。世界が結束すれば、持続的な成長は可能だという。

著 者:ジャック・アタリ 出版社:作品社 発行日:2018年7月

2018年5月号掲載

21世紀の歴史

アメリカによる世界支配は、2035年までには終焉する。指導者がいなくなれば、国際情勢は混沌とした状態になる。そして2050年頃、すべてマネーで決着がつく、究極の市場主義に支配された〈超帝国〉が出現する ―― 。“ヨーロッパ最高の知性”と称される経済学者・思想家のジャック・アタリが、21世紀の政治・経済を予測した“未来の歴史書”。

著 者:ジャック・アタリ 出版社:作品社 発行日:2008年8月

2017年5月号掲載

2100年へのパラダイム・シフト

「2100年」に向け、これからの世界、人間のありようを多角的に探究したものである。今、世界と日本で起こりつつある、あるいは起こさねばならない「パラダイム・シフト」(思考の枠組みの転換)とは ―― 。中国の台頭、若者の“ローカル志向”等々、個々の事象の根底にある潮流を、日本を代表する識者たちが明らかにする。

著 者:広井良典(編)、大井浩一(編) 出版社:作品社 発行日:2017年3月

2016年7月号掲載

軍事大国ロシア

復活した“軍事大国”ロシアを、気鋭の軍事評論家が多角的に検証した。軍事というと、ともすると兵力や兵器などに目が行きがちだが、国の成立や社会制度、文化や国民の意識に至るまで、深く洞察している。21世紀世界におけるロシアの立ち位置、世界との関わり、そして軍事戦略を理解するための視座を与えてくれる1冊だ。

著 者:小泉 悠 出版社:作品社 発行日:2016年4月

2015年12月号掲載

経済は、人類を幸せにできるのか?

本書は経済と人類の幸せという、根源的な課題について考察した書である。今日、物質的には豊かになったのに、幸せを実感しにくい。人の幸福感は、何に左右されるのだろう。フランスを代表する経済学者が、歴史的な転換期を迎えた経済と人間の関係について、経済学はじめ様々な観点から解説する。ちなみに『21世紀の資本』を著したトマ・ピケティは、著者の教え子。

著 者:ダニエル・コーエン 出版社:作品社 発行日:2015年10月

2015年7月号掲載

2023年の中国

習近平が中国の最高指導者となって2年。中国の官僚・経済人に深いパイプを持ち、10年以上彼を取材してきたジャーナリストが、習政権の構想と戦略の全体像を明らかにした。名目GDPでは、世界一になる日も近い中国。2023年、習近平の政権退任時、同国はどんな国になっているのか、経済政策、国際金融戦略、政治・社会システム等の観点から徹底予測する。

著 者:徐 静波 出版社:作品社 発行日:2015年5月

2014年10月号掲載

ブラックウォーター 世界最強の傭兵企業

イラク戦争における民間人の虐殺。アルカイダ幹部の暗殺。シリア反体制派への軍事指導…。米国の軍隊にもできない「汚い仕事」を請け負う民間傭兵会社、「ブラックウォーター」。この“影の軍隊”に、調査報道ジャーナリストが迫った。会社が誕生した背景、創業者と米政財界との癒着など、知られざる実態が暴かれる。原著は、『NYタイムズ』の年間ベストセラー。

著 者:ジェレミー・スケイヒル 出版社:作品社 発行日:2014年8月