「あの人、空気を読むのがうまいよね」「今はそういう話を持ち出せる雰囲気じゃない」「あの場では断れないムードだった」…。
日本では会議や会話の中などで、“空気”あるいはそれに近い言葉が頻繁に使われます。例えば最近、熱中症のリスクがあるにもかかわらず、ほとんどの人は屋外でもマスクを外しません。それは、「みんながマスクをしているのに、自分だけ外すような“空気”じゃない」と考えるからではないでしょうか。
今回取り上げたいのは、そんな“空気”について考察した名著、『「空気」の研究』(山本七平/文藝春秋)です。著者は、作家・評論家として活躍された山本七平氏です。
“空気”とは、一体何なのか ―― 。山本氏は本書で、次のように説明しています。
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